2026年7月25日
リフォームするつもりが、新築を選ぶことになった話

築45年。リフォームで本当に良いの?
築45年の家。
正直なところ、建て替えるつもりはありませんでした。「まだリフォームで十分住めるだろう」と思っていたからです。
でも、離れて暮らす母のことを考えると、少しずつ気持ちが変わってきました。
冬になるとよく耳にするヒートショック。古い家は断熱性能が低く、部屋ごとの温度差も大きくなりがちです。防犯面も、今の住宅と比べると心配な部分がありました。
さらに、屋根は雨漏りをしていて、水回りをはじめとする設備もあちこち老朽化していました。父が亡くなってからの遺品整理も、まだ道半ば。家の中には、長い年月の積み重ねがそのまま残っていました。
「一度、きちんとリフォームの見積もりを取ってみよう」
そう思って依頼したところ、提示された金額は約2,000万円でした。
屋根や外壁、水回り、そして1階部分の断熱改修など、安心して住み続けるために必要な工事を積み重ねると、それだけの金額になるということでした。
もちろん、新築よりは安いかもしれません。ただ、その2,000万円で手に入るのは、築45年の家を延命した姿です。
耐震性や断熱性能は改善されても、最新の住宅と同等になるわけではありません。さらに20年ほど住めたとしても、その先にはいずれ建て替えが必要になります。
その頃には、解体費や建築資材、人件費は今よりさらに上がっているかもしれません。
「2,000万円をかけて延命するのか。それとも、今のうちに新築へ踏み切るのか。」
家族で何度も話し合った結果、築45年という節目を考えると、このタイミングで建て替えたほうが、長い目で見れば合理的だという結論になりました。
環境性能を高め、「暮らしのコスト」を大幅に削減へ
新築にすることで断熱性や気密性が向上し、省エネ性能も大きく改善されます。
近年は電気代や燃料価格の高騰が続いていますが、住宅性能そのものを高めることで、毎月の光熱費を抑えられる可能性があります。太陽光発電などの最新設備も導入しやすく、将来を見据えた住まいづくりという点でも、新築には大きなメリットがあると感じました。
建築費が上がり続ける今だからこそ、「いつか建て替えるなら今」という結論に至ったのです。